
恋愛リアリティー番組『テラスハウス』の出演者だった女子プロレスラー木村花さんが5月23日に死去したことを受け、ネットの誹謗中傷などに対して、法的措置も辞さないことを示唆する有名人が増えている。
こうした中、自身の書き込みに不安を覚えた「中傷経験者」からの弁護士への相談件数も急増しているようだ。
弁護士ドットコムにも23日以降、「この内容は名誉毀損になるか」「書き込みから時間がたっているが、特定される可能性はあるか」といった投稿が10件以上寄せられている。
●「軽い気持ちで投稿してしまった」ある男性は、地域密着型の掲示板に知人を誹謗中傷する書き込みをしてしまったという。
●感想・意見を投稿「訴えられるかも」と不安に一方、言論が制限されることも危惧しているという。
たとえば、弁護士ドットコムに寄せられた投稿にこんなものがあった。
ある女性は、『テラスハウス』で木村さんのアンチが増えるきっかけとして指摘されている「コスチューム事件」について、以下のような投稿をしたそうだ(実際の投稿では、A・Bに実名が入っていたとみられる)。
「Aさんも悪いところがあるけど、Aさんが逆の立場だったら怒らないと思います。私はAさんの優しいところに魅力を感じます!
でもBさんが大切な物だったので気持ちも分かりますが。。」
女性の書き込みが、本当にこの通りだったのなら、意見や感想にすぎず、なんの問題もないはずだ。
しかし、女性は「訴えられないか不安になってきました」「意見なのか、これも中傷になるのか悩みました」と記している。
報道やSNS世論によって、萎縮効果が起きていることを感じさせる。
●誹謗中傷の範囲が広がれば、言論萎縮の恐れもこのほか、言われた側はたまったものではないだろうが、
「スポーツ選手に下手くそと書き込んだ」
「食事をしたおそば屋さんの味が悪く、店員の態度も不快だったので、口コミサイトで星1つの評価をした」
といった投稿もあった。
「あまりにも誹謗中傷の範囲を広げてしまうと、自由な意見交換の場としてのネットがなくなってしまう。
批判・批評の範囲におさまるものもあるだろうし、ネガティブな意見がないと口コミサイトとしての価値はない。そこが萎縮してしまうとネットの機能が失われてしまう」(藤吉弁護士)
●「正当な批判なら良いのか」問題他方で、正当な批評・批判だったとしても、量が圧倒的に多かったり、本人に直接向けられたものだったりすれば、当事者にとって大きなストレスやプレッシャーになることが容易に想像できる。
こうした複雑さを考えると、法律やシステムでの対応にも限界がありそうだ。当たり前の話だが、ユーザーの意識が重要になってくる。
「少なくとも、厳しい意見をいう以上は名前を出しても言えるのか、というのは書く上での判断材料にしてほしい」と藤吉弁護士は語る。
【取材協力弁護士】
藤吉 修崇(ふじよし・のぶたか)弁護士
インターネット上の誹謗中傷問題を多く扱う弁護士。弁護士になる前に、芸能関係の仕事に携わっていたことや自身も誹謗中傷を受けたことがあることから、この問題に取り組むようになった。ユーチューブちゃんねるは登録者2万人を超えている。YouTubeちゃんねる「二番煎じと言われても」
https://www.youtube.com/channel/UCG649yuz_0PadkYGKnJ1Tcw
事務所名:弁護士法人ATB
事務所URL:https://hibouchushou.net/
(出典 news.nicovideo.jp)
アンチ、あんち アンチ、アンタイ (anti-) - 「反対」「対抗」「違背」を表す接頭語。 特定の個人・団体・企業・製品などを嫌う者、反発する者を指す和製英語(例:「アンチ巨人」)。度合いとしては、ファンの対極に当たる者から信者の対極に当たる者まで、等しく「アンチ」として表現される。 AKB48の楽曲「アンチ」 1キロバイト (133 語) - 2020年2月14日 (金) 11:23 |
<このニュースへのネットの反応>
うそ臭いなぁ・・・・
大体の人は匿名でも発言に責任を持っていると思うのですが
匿名じゃなくても自分の発言に責任もてない政治家もいる時代(昔から?)だかね…ねっと上ならなおさら…。
スマイリー菊池事件の犯人たちも「この程度で騒ぎ立てるのはおかしい」「これも有名税」と反省してないツイートをしてたな
こうやって結局マンセーコメしか残らずちょっとでも意見みたいな事するとAIが検知して自動削除するようになってくのかな…
そういう相談をする前にそもそもすべきじゃなかったとは気づかないものだろうか?
>こうやって結局マンセーコメしか残らずちょっとでも意見みたいな事するとAIが検知して自動削除するようになってくのかな…←これが消えてない時点で要らぬ心配。
批判と誹謗は全く別物です。意図的に混同することで話をややこしくしている方がいますが。記事では「言論萎縮」とか仰っていますが、ネットをあるべき形にするだけなので気にしなくて良いかと。個人的には政府や警察による検閲で、デマと誹謗を正しく排除するのが適当と考えます
そもそもこうやって相談するような奴はせいぜい批判くらいの事しか書いてないよ。本当に人を追い込むようなレベルの誹謗中傷する奴らは、自分は正しいことしか書いてないから訴えられるはずがないし、訴えられても勝てると思ってる。
是非、そいつらが負ける方向で弁護してやってください。負けても評価に傷はつかないだろうから。
>負けても評価に傷はつかないだろうから。 傷つくんだよな、どんな内容だろうと「勝てない」弁護士はいらない。だからどんなに卑劣で悪どい被告人だろうと勝たせる弁護士がいる。
こういうことが記事になるってことは弁護士ってプライバシー保護ってないんですかね。(これも誹謗中傷になっちゃうかな?)
気になることが一つ。 自殺の少し前に、例の動画が制作側でアップされたために、さらに誹謗中傷がひどくなったという情報があるのですが…。あれはどこまで真実なのでしょうか? ワイドナショーでもその情報も言わずに誹謗中傷者のことだけでした。 誹謗中傷する方が悪いのだが…、放火犯は罰せられても、追加で油を注いだやつが何も罰せられないのは??
自分だけは常に言いたい放題だと思ったか?絶対に何も跳ね返ってこないと思ったか?
悪意を自覚してコメしてる方がマシだわ…。自覚無しに悪意コメしてる奴が一番どうしようもない。そう、今更弁護士に泣きついてるボケ共のことだ。
人を呪わば穴二つ。相手に対して誹謗中傷の発言をしたからには、それが自身にも跳ね返ってくる覚悟はしていただきたい。
スマイリーキクチ氏の著書から、氏の話で有名なコンクリ殺人事件での中傷の話で、その中傷者を警察の捜査の元特定されたが、謝罪したいと警察らに言ってはいたが実際にキクチ氏に謝罪に来た人は誰一人いなかったという事実がある。こういう事をする輩は結局保身の為の体の良い嘘しかつかん。実名で晒されて実刑をうける位の事をされない限り一生反省なんかしないよ。
ネットにしろ車にしろ自分が強くなった錯覚と安心感から人はいくらでも乱暴になれるからなぁ。 普段おとなしい人の運転中やネット上での暴れ方は酷い
本当に反省してるって言うなら近くの警察署に出頭しろ
どうせ不起訴になるから問題ない
そうやって自分の発言を貫けない人間だから、発言に責任を持てないって事なんだがな。自分が間違って誹謗中傷したというのなら、まず一番にやることはその掲示板や本人に対して、自分が間違っていたことと謝罪を伝える事だ。それをやったかは知らんが、やらずに弁護士に相談しているなら自己保身に走っているし、自分が悪いと思ってすらいない、自己都合だけ考えるいわゆるクズって奴だ。
「批判」と「誹謗」「中傷」の意味を辞書で引いてから相談したほうがいいぞ
たとえば衆人環視のなか対面で同じ言葉が吐けるか?その結果、バッシングされたり怒りを買って暴力を振るわれそうなことは言わないだろ?それと一緒。そんな言葉を無責任にぶつけるのはやめようって話。書き込む前に良識を持って考えようって話。それを言論萎縮とはいなわない。表現の自由には責任が付いてまわる。
マスコミの関係者の発言も関係者本人が責任を負う覚悟を持ってやっているのでしょうか。
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