「いつもの夫婦喧嘩のつもりでした。まさか、パートナーに勝手に離婚届を出されるとは…」。東京都在住の主婦・ヨウコさん(30代、仮名)は、「その日」のことを深いため息とともに語りました。
●「ごちそう作って仲直りしよ!」と思っていたのに…「旦那は毎日残業で深夜帰り。休みの日も寝てるか休日出勤のどちらかで、全然私に構ってくれなかったんです。仕事で疲れてるのは分かっています。でも、うちは子どももいないし、放置されているようで、寂しさはつのっていきました。
1週間前は結婚記念日だったんですけど、その日も午前様で、もちろんプレゼントなんてなし。デリカシーのかけらもない旦那にキレて、『離婚してやる!』と勢いで言ってしまいました。わめく私を尻目に、旦那は無言で寝室へ。その後3日間、お互い一言も口をききませんでした。
でも私も、さすがに言いすぎたな...と反省し、週末に『ごちそう作って仲直りしよ!』と旦那の好物・ビーフシチューを作るべく、材料を買いにいきました。鼻歌まじりで牛すね肉に手を伸ばしたそのとき、1通のメールが。
『俺もうお前と暮らすの無理だわ。離婚届、出してきたから』。目の前が真っ暗になりましたね」(ヨウコさん)
●勝手に離婚届を提出させないために…「離婚届不受理申出」とはヨウコさんと同じように、パートナーに勝手に離婚届を出されてしまったという相談は弁護士ドットコムにも複数寄せられています。
離婚届に押す印鑑は三文判ですむうえ、夫婦が揃って役所に出向く必要もありません。つまり、書式さえ整っていれば役所に受理されてしまうため、戸籍上は離婚したことになってしまいます。
こうなると、撤回するのはとても面倒。家庭裁判所に離婚が無効だとする調停を申し立て、戸籍を訂正しなければならず、手間も時間もかかります。
こうしたトラブルを未然に防ぐのが「離婚届不受理申出」です。山本明生弁護士は、次のように説明します。
「離婚届不受理申出とは、離婚届を提出しようとする者が本人であると確認できない場合には、離婚届を受理しないよう申出ることができるというものです。要するに『私が提出しに行かない限り離婚届を受理しないで下さい』という申出です。
この申出は、原則として本人が本籍地の市区町村役場に行き、書面を提出しておこないます。疾病その他やむを得ない事情により、自ら役場に行けない場合には、例外的に書面送付などの方法も可能です。
この制度を利用すれば、自らの意思に反して離婚届が受理されることがなくなるので、一方的な離婚成立を未然に食い止めることができます」
●協議がまとまらないうちに離婚届を提出されるケースも…山本弁護士によると、離婚届が勝手に提出されてしまうケースでは、離婚の条件(親権や慰謝料、養育費、財産分与など)についてまだ協議がまとまっていないうちに、一方的に提出されてしまったという場合もあるようです。
「当事者は、離婚という目的があるからこそ、その目的を達成するために、条件の協議を真摯におこなうものです。不受理申出には、当事者がしっかりと離婚と向き合い、話し合いをすることができるという事実上のメリットもあると思います。
この申出について有効期限はありません。また、不要となった場合には取り下げることが必要です。取り下げは、申出と同様、原則として本人が本籍地の市区町村役場に出頭し、書面を提出しておこないます。
なお、婚姻、縁組、離縁、認知の場合にも不受理申出が可能ですので、知っておかれると良いでしょう」(山本弁護士)
【取材協力弁護士】
山本 明生(やまもと・あきお)弁護士
大阪弁護士会所属。交通事故被害(死亡事故、重度後遺障害案件を含む)、相続、離婚など個人をとりまく身近なトラブルを多く扱っている。「話しやすく、分かりやすい弁護士であるべき」との信念に基づき日々活動している。
事務所名:山本・竹川法律事務所
(出典 news.nicovideo.jp)
離婚の届出について不受理とするよう申し出る制度として離婚届不受理申出制度が設けられている(昭51・1・23民事2第900号民事局長通達)。 協議離婚の無効 協議離婚には離婚意思が必要とされ、この離婚意思の内容については実質的意思説(当事者間において真に離婚 91キロバイト (14,276 語) - 2021年1月29日 (金) 13:07 |
<このニュースへのネットの反応>
旦那と主婦 仲良く喧嘩しな
仲の良い喧嘩と仲の悪い喧嘩ってあるね。軽い価値観の違いでの喧嘩ぐらいならいいけど。その行動に対して、相手を嫌悪しての喧嘩はもうヤバイ。喧嘩自体でいえば、物を投げ合う喧嘩なんかは、知り合いで離婚してる奴に何人かいたけど。話を聞く限り結構えぐかった。
自分から離婚してやると言ったのだから、夫はその意図を汲んだだけでしょ。怒っているからと言って何を言ってもいいわけじゃない。自分の言葉にちゃんと責任持たないとダメよ。夫は何のために夜遅くまで働いていたんでしょうね。
この話聞いて、「そうか、こういう場合には離婚届不受理申出すればいいんだ!」とはならんやろ・・・
離婚するのは慰謝料を分捕ってからじゃないとダメってことですね、弁護士さんの大事なメシの種だもんね。
判子押した時点で認めてるんだから言い訳できないでしょ。
一緒にりんご定期
「離婚してやる」ではなく少しでも自分がパートに行くなり、生活について話し合うなりすれば旦那も毎日残業しなくて済んだのでは?大体、仲直りの御馳走だって旦那の給料からでしょ。
頑張って働いてたら唯一の癒しゾーンで妻にぶち切れられるかわいそうな旦那さん
こうしたトラブルを未然に防ぐ・・・って、そもそも防ぐ箇所間違ってません?
妻側がハナタレ小娘だったわけだ。離婚離婚詐欺をしようと思ったら実際に離婚されてしまったでござるってか。キモ。
旦那は会社の為に残業して、会社の為に働いてるから奥さんがパートに行っても残業するし、休日出勤すると思うよ。 と独身の身内を思い浮かべる。だから結婚できないんだよなぁ~
夫からしたらなろうで言う「今更もう遅い」かな?
いや、「離婚してやる」って言いだしたのに何で後悔してんの・・・?意味わからん
毎日残業の旦那と、暇な主婦。そりゃ別れるわ。離婚してやるっていうから離婚しただけだな。
元妻の言い分は「もっと私に優しくしてよ!男でしょ!!」ってこと
有印私文書偽造罪・偽造有印私文書行使罪で訴えようw
こりゃ旦那は外に女作ってたな。未だに独身だから分かんねぇけどそんなあっさり離婚するぐらいなら結婚しなきゃいいのに、タダじゃねぇんだし。あいつらは一体何処の神に永遠の愛を誓ってるんだか。
デリカシー無さ過ぎだね・・・毎日深夜まで残業して休出してる人に向かって結婚記念日に離婚してやるって言葉をプレゼントして3日も謝らないなんて。
あれ、そしたらかぐや様は告らせたいで白銀父が離婚届に判押さないって言ってんのも無意味ってこと?白銀母が三文判買ってきて、離婚届に判押して提出してしまえば離婚できるってことだよね?
毎日残業で深夜帰りの旦那さんに、結婚記念日にプレゼントなかったので、キレ『離婚してやる!』と言った。理不尽極まりないな。
妻の精神が幼稚すぎる。自分のことばっかじゃん。自己満足で夫に何かしてあげようって目線だし、何様だよこいつ。不愉快だ。
わめく私を尻目に、旦那は無言で寝室へ。<< これが全てだよな。罵倒された後の人間がこういう行動するときは、怒りでも別れられる喜びでもなく、無だからな。
常日頃から気に喰わないことがある度に離婚チラつかせてたんだろ。判を押した緑の紙見せながらな。で、今回とうとう旦那さんの堪忍袋の緒が切れて、旦那さんが密かに手元に置いておいたそれを提出された訳だ。自業自得だろ。
吐いた唾は飲めんぞ
子供もいないし、どっちも話し合いできない無責任でお互い様。今度はちゃんと話し合える相手を探せばいいのでは
この事から学ぶべきは「冗談でも言って良い事と悪い事がある」事と「自分の発言には責任を持たなければならない」という事だ。本来ならそんな事は小学校中学校の内に覚えるべき事なのだが・・・。
デリカシーのかけらもないのは、毎日残業疲れ切った夫にプレゼント要求してブチ切れている妻の方ではないでしょうか。
被害者面とはこのことを言うのだなあ
法律的にはそれが正しいんだろうが、話を見る限り旦那さんが離婚届出すに至った経緯は他にも原因がありそうだがね。
貰うことしか頭に無いんだね。自分のことしか考えられない人は、夫婦に向いてないよ
「離婚してやる!と勢いで言った」 これだから女性はすぐ感情的になる~とか言われるんだよ?w(流行りの差別発言) 流行りついでに「発言の撤回」したら?w政治家みたいに一言謝罪入れればその発言はなかった事にできるよ?旦那からは遺憾砲来るかもしれないけどw
言霊って言葉の意味を知りましょう。そして奥さんは甘ったれている。
なんか男と女で頭というか考え方とか違うらしいよでも平等にしなきゃいけないんだって
旦那さんその罵声を待っていたのかもだね。 何の為に忙しく仕事していたのか考えればグチの一つくらいはでても罵倒はしないだろうからなぁ。 旦那さんのこれからの幸多き将来をお祈りしたい。
結局、今回の事例は間に合うの? もう受理されてるんじゃないの?
旦那にとって越えちゃいけない一線を越えたんだろうな。子供がいなかった事が、かえって離婚しやすい状況を作った。結婚する前も喧嘩が多かったのか?旦那の意見はどのようなものだったのか、いろいろ情報が足りない。
離婚届って一方が全て記入しても受理されるもんなのか。しらんかった。
だったら夫の負担を軽くするために自分もいくらか稼ごうとは思わんの?子供も居ないんだから余裕だろ。一体何様のつもりなんだこの女。Win-Winをする気が無い奴は結婚すんな。パートナーは奴隷じゃねぇんだぞ