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    シャーペンを使用した児童に女性教師が体罰を行い、怪我を負わせたという痛ましい事件が先日報じられました。事件のあった小学校ではシャーペンの使用を禁じていたようです。

    大人にとっても身近な文房具の一つであるシャーペンですが、使用を禁止している小学校が多いことをご存知でしょうか?

    「鉛筆のように削らなくてよい」「ノックするだけで芯が出てくる」「鉛筆と同じように消しゴムで消せる」など、シャーペンの長所はたくさんあり、大人になってからはむしろ鉛筆よりシャーペンの方をよく使うという人も多いはずです。

    にもかかわらず、小学校シャーペンが禁止されることが多いのはなぜなのでしょうか。「シャーペンを使いたい」という子どもと、シャーペンの使用を禁止している学校。両者の意見を客観的に見ることのできる学習塾経営・プロ家庭教師ならではの視点で解説していきます。(個別指導塾経営、プロ家庭教師:妻鹿潤)

    シャーペンだと字が薄くなるからダメ?

    私が教えている小学生子どもたちに聞くと、やはり多くの学校でシャーペンの使用が禁止されているようです。

    学校によって差はありますが、学校全体でシャーペンの使用が禁止されていることが多いです。ただ、まれに「小学5年生以上はシャーペン可」など、学年ごとにシャーペン使用の可否が決められていることもあるようです。

    ルールなのだから仕方がない」と素直に受け入れている子が多い一方で、「家や塾ではOKなのに、学校でだけ禁止されるのは変だ」と違和感を持つ子もいます。

    一方で「シャーペンは芯がボキボキ折れるから嫌」と、少数ながら鉛筆派の子もいます。筆圧の調整が苦手な子は鉛筆の方が書きやすいと感じているようです。

    小学校シャーペンが禁止される理由としては以下のようなものが考えられます。

    ・字が薄くなる、小さくなる
    ・筆記具の正しい持ち方が身に付かない
    ・分解や組み立てに夢中になって授業に集中できない
    ・高価なものは盗まれるなどのトラブルが起きるリスクが高い

    確かに、小学校低学年くらいの子どもは手先の運動能力が未発達であるため、シャーペンだと芯が折れてしまったり、筆圧が弱くなってしまったりすることはあります。

    一方で、「分解や組み立てに夢中になって授業に集中できない」「高価なものは盗まれる可能性」といった点については、例えば「授業中に消しゴムを飛ばしあう」「人気キャラの鉛筆を盗った・盗られたと揉める」など、その他の文房具でも同じような懸念は起こり得ます。そのため、シャーペンの使用を禁止する理由としては、やや疑問を感じるところではあります。

    「機能的で書きやすい」「鉛筆を削るのが面倒くさい」

    多くの学校がシャーペンを禁止している一方で、小学生の半数がシャーペンを日常的に使っているようです。

    大手文具メーカーゼブラ小学生300人を対象に2015年に実施した「シャープペン使用実態調査」では、シャーペンを使っている子どもは49.6%でした。内訳を見ると、小学校で使っていると答えた子どもは8.6%ともっとも少なく、31.3%だった自宅との差は歴然です。

    小学生シャーペンを使用する理由としては、

    「機能的で書きやすいから」
    「鉛筆を削るのが面倒くさいから」

    というものが上位に並んでおり、次いで「かっこいいから、かわいいから」「均一な太さの線が書けるから」といった理由が続きます。

    この調査では保護者の意見も聴取されていて、「鉛筆のように削らなくて良いので、エコで経済的」「学習意欲が湧くのならOK」「高学年になると問題数も多くなるので、いちいち削っていられない」など現実的な回答が並んでいます。

    一方で、「まだ力加減ができず、芯を折ってしまう」「まずは鉛筆の持ち方を覚えてほしい」というように、学校の先生がシャーペンを禁止する理由に近い意見もあり、家庭によって考え方は様々であることが分かります

    子どもの発達に合わせた文房具選びが大切

    現役のプロ家庭教師でもある私としては、「シャーペンの使用は子どもの発達に合わせて個別に判断すべき」と考えています。

    確かに幼い子どもは手先がまだ不器用なため、シャーペンだと芯が折れてしまったり、適切な筆圧で書けなかったりすることが多いです。しかしながら子どもによって発達のスピードにはかなり差があるため、「○歳からならシャーペンを使って良い」といった基準を作ることはあまり現実的ではありません。

    したがって、筆圧のコントロールや鉛筆の持ち方がどれくらい身についているのか、子ども一人一人の発達度合いを丁寧に見た上で、個々にシャーペン使用の可否を判断していくのが望ましいと考えます。

    一方、学校においては、手先が器用な子はシャーペンを使って良いとしてしまうと、「○○さんだけズルい!」となっていじめトラブルの原因になってしまう可能性もあります。一律で禁止せざるを得ない面があることも一定の理解はできますが、それでも「シャーペンは、鉛筆で正しく字が書けるようになってから使いましょう」などの指針を示した上で、子どもたち自身で判断させることも大切ではないでしょうか。

    小学校で禁じていたシャーペンを使った児童に、体罰を行った女性教師は「シャーペンをしまうことへの指導に固執してしまった」と述べたようです。このようなことにならないよう、学校の先生にはシャーペンを禁止する理由をしっかりと理解し、ルールに固執することなく柔軟に対応してほしいと思います。



    (出典 news.nicovideo.jp)

    シャープペンシル(英: mechanical pencil, propelling pencil, clutch pencil, lead pencil / 和製英語: sharp pencil)とは、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる機械式筆記具である。略称で「シャープ」、「シャーペン」とも呼ばれ、「シャープペン」の表記も一般に見られる。…
    42キロバイト (5,524 語) - 2023年9月4日 (月) 10:14



    (出典 www.irasutoya.com)


    シャーペンは便利だけど、えんぴつは削って使っていると愛着があっていいと思います。

    <このニュースへのネットの反応>

    【シャーペン禁止の理由、多くの小学校で今もどうして?】の続きを読む

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    モデル百貨は、「MoneyGeek」にて、パートナーのいる男女(社会人)1,000人に対して調査を実施。

    デート代は男性が支払うべき」という風潮に対する意識調査をはじめ、実際のデート代支払い配分や、支払い配分に対するホンネなど、デート代に関するさまざまな調査結果を紹介しています。

     

    MoneyGeek「パートナーのいる男女(社会人)1,000人に対して調査」

     

     

    <記事リンク>

    「男女1,000人「デート代の割り勘」事情を調査!男性が多く支払う風潮は根強いが、割り勘を望む女性も37%」

    男女1000人「デート代の割り勘」事情を調査!男性が多く支払う風潮は根強いが、割り勘を望む女性も37%


     

    アンケート調査の背景

    かつては「デート代は男性が支払うもの」という風潮が強く、実際にデート代を多く(あるいは全額)支払っていた男性も多かったのではないでしょうか。

    しかし時代は変わり、価値観も多様化しています。

    そこで現代ではどう変化しているかを調査してみました。

    本記事では、パートナーのいる社会人(独身)男女1,000人にアンケートを実施。

    飲食費や遊興費など、ジャンル別にデート代の支払い配分について聞いてみました。

    さらに、この支払い配分についてのホンネもまとめています。

    【調査概要】

    調査対象 :パートナーのいる社会人の男女1,000人(男性488人・女性512人)

    調査地域 :全国

    調査期間 :2023年8月7日8月11日

    調査主体 :MoneyGeek編集部

    調査委託先:アイブリッジ株式会社

     

    アンケート調査記事でわかること

    ・「デート代は男性が支払うべき」という風潮に対しては62%の男女が同意派

    ・飲食費や遊興費は男性が全額、もしくは多めに支払うケースが多い

    ・マイカーを使うデートの場合は所有者が支払うケースが多い

    デート代の支払い配分について37%の女性は割り勘を希望

    そのほか、年代別や交際期間別の意見をはじめ、デート代の支払い配分についてパートナーと話し合っているかどうかなどの調査結果もまとめています。

     

    アンケート調査の結果

    記事で紹介する調査結果の一部を紹介します。

    支払配分ホンネではどう思う?

    まず「デート代は男性が支払うべき」という風潮についての意識調査を行ったところ、「ある程度は同意」がもっとも多く(男性44%・女性47%)、「同意する」という回答と合計した同意派の割合は男女ともに62%という結果になりました。

    ●飲食費の支払い配分

    飲食費どちらがどれだけ払う?

    レストラン居酒屋など、飲食費の支払い配分について聞いたところ、男性は「自分が全額」「自分が多め」と回答した人の合計が70%、女性は「パートナーが多め」「パートナーが全額」と回答した人の合計が51%となりました。

    本記事では飲食費の他に、遊興費やマイカーを使ったデートの交通費についても支払い配分を調査しています。

    ●支払い配分に対するホンネ

    どう思う?男性が払うべきという風潮

    現在のデート代の支払い配分について「自分はどうしたいか」を聞いたところ、男性で一番多かったのは「自分が全額でも問題ない」の44%、女性は「割り勘がいいと思う」の37%でした。

    「男性が支払うべきという風潮」があることには男女ともに同意しているものの、「自分としてはどうしたいか」については、割り勘を求めている女性が37%いることが印象的です。

    本記事では「なぜそうしたいのか」についても調査しています。

    デート代の支払いルールについて話し合っているか

    デート代について二人で話し合っている?

    デート代を支払う配分について「パートナー話し合いルールを決めているか」を聞いてみたところ、一番多かったのは「話したことはない」48%でした。

    「話したことはあるがはっきりとは決めていない」と回答した人も合計すると、実に80%以上のカップルが明確なルールを決めていないというのもわかりました。

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    (出典 news.nicovideo.jp)

    割り勘(わりかん)とは、二人以上の人数で利用した飲食店などの支払いをする場合に、 参加者の人数で同等割にして代金を支払うことである。「割前勘定」の略。本項で詳述する。 なお、1割勘定、2割勘定など参加者の立場を鑑みて均等に割らずに行うこともある。例えば先輩後輩、上司部下など。 参加者が自分の食事の代金を自分で支払うこと。…
    12キロバイト (1,905 語) - 2023年6月9日 (金) 14:49



    (出典 otonanswer.jp)


    デート代を払ってもらうのは気が引けます。私はは割り勘の方がいいな。

    <このニュースへのネットの反応>

    【デート代は男性が支払うべき?男女1000人の調査結果がこちら】の続きを読む

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    2023年9月26日、韓国・聯合ニュースは「のり巻きの元祖は韓国?日本?」と題する記事を掲載した。

    記事は「韓国で朝食や間食、ラーメンのお供として日常的に食べられているキンパ(韓国式のり巻き)が最近は米国でも爆発的な人気を得ている」とし、「ところでキンパはどこでどうやって誕生したのだろうか」と疑問を呈している。

    記事は「昔のりを食べる国は韓国と日本だけだったため、キンパの元祖はその2国のうちどちらかと考えられる」とした上で、韓国が元祖と言える根拠として「のりに関する歴史が日本より長い(韓国では15世紀にのりに言及した文献が登場、日本では18世紀初中盤に初めてのりが食べられた)」こと、「昔から『ポクサム(葉やのりにごはんやナムルを巻いて食べて豊作を願う小正月の行事)』の風習がある」ことを挙げている。

    一方で「キンパは日本植民地時代に韓国に広まったとの説もある」とし、「日本の弁当文化から生まれたもので、当時の記事で紹介されたキムサムパ(のり包みご飯)のレシピは『米に酢を混ぜる』となっていて日本ののり巻きに似ている。これがキンパになったとの説だ」と説明している。

    この記事に韓国のネットユーザーからは「元祖は日本でしょ。のり巻きの韓国バージョンで、酢の代わりにごま油を入れたものがキンパ」「当然日本。これはどうあがいても無理」「そもそも韓国は日本の文化や食べ物で大きくなった国だからね。寂しい事実だけど」など「元祖は日本」とする声が上がっている。

    一方で「キンパは韓国のものだ。日本のは偽物」と主張する声や、「文化は相互交流を通じてつくられていくもの。元祖を決めようとするのは愚か。のり巻きはのり巻き、キンパキンパでいい」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)




    (出典 news.nicovideo.jp)

    キムパプ (キンパからのリダイレクト)
    キムパプ(キンパ、キムパ、韓: 김밥)は、海苔で米飯を巻いて作る韓国料理。キムは「海苔」、パプは「ご飯」という意味である。巻き簾を使用する調理法などは、日本の海苔巻きと同じであるが、キムパプには酢飯が使用されず、ごま油が加えられていることが一般的であり、また中に入る具材が日本の海苔巻きに比べて多く、生魚も使用されない等の違いがある。…
    15キロバイト (2,135 語) - 2023年10月2日 (月) 07:04



    (出典 dealersaiyo.nissan.co.jp)


    何が真実なのか不明だけど、韓国が元祖とまでは言い難いですね。

    <このニュースへのネットの反応>

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    岡山県は人口10万人当たりの交通事故死者数が3.94人(2022年)と全国最悪となっている。どこに問題があるのか。岡山出身のライター、昼間たかしさんは「岡山県では、ウインカーを出さずに車線変更や右左折する車が多い。こうした危険な運転が後を絶たないのは、岡山人の気質が関係しているのではないか」という――。

    ■なぜ「岡山ルール」は広まったのか

    「岡山ルール」という言葉がある。全国各地で運転マナーの悪さが目立つ地域では、それぞれ地名を用いた呼称がある。

    もっともよく知られるのは「名古屋走り」だろう。交差点信号機が黄信号になっても、止まることなく進入、時には赤でも侵入する行為がその典型として知られている。

    「岡山ルール」も、同じく運転マナーの悪さを示す言葉だが内容が異なる。

    典型的な「岡山ルール」とされるのが、交差点で曲がる時にウインカー(方向指示器)を出さない。あるいは、曲がる直前に一瞬だけ出す行為のことである。もちろんクルマが曲がる時にウインカーを出さないのは、明確な道路交通法違反(合図不履行違反)である。

    ウインカーの使用方法
    右左折……交差点などで右左折しようとするときは、右左折する地点の30メートル手前からウインカーを点滅させ、右左折が終わるまで点滅させる。
    車線変更(進路変更)
    車線変更(進路変更)をする3秒前にウインカーを点滅させ、車線変更(進路変更)が終わるまで点滅させる。
    ※このほか、転回、徐行、停止、後退においても行為開始から終了まで点滅させる。

    免許を取得する際に自動車学校で教わる基本中の基本、にもかかわらず岡山人はウインカーを出すことを拒むのだ。

    ■日本でいちばん「ウインカーを出さない県」と言われるワケ

    JAF(日本自動車連盟)が、2016年に実施したアンケート調査(全国6万4677人が回答、うち岡山県内在住者970人)で「方向指示器(ウインカー)を出さずに車線変更や右左折する車が多い」という設問に、岡山県では53.2%が「とても思う」と回答している。全国平均は29.4%で、岡山県が全国で最も割合が高かった。

    さらに「あなたのお住まいの都道府県の全般的な交通マナーについて、どう思いますか?」という設問で「悪いと思う」と回答したのは44.1%、「とても悪いと思う」は14.5%。いずれも、全国平均をはるかに超えた。

    2020年にJAFが実施した「信号機のない横断歩道」での一時停止率は、岡山県が7.1%だった。宮城県の5.1%、東京都の6.6%に次ぐワースト3位だ。全国平均の21.3%の約3分の1である。

    ちなみに、一時停止率はもっとも高い長野県は、72.4%。信号のない横断歩道歩行者がいたらクルマの方が止まるのが当たり前。この差を知らずに長野県民が岡山に来たら、危険極まりない。

    しかし、岡山の問題はこれだけではない。交通マナーが悪いことを自覚しながらも、他人事なのである。2016年岡山県警が実施したアンケート調査では、ルール違反が目立つ行為として、72%の人がクルマが「合図(ウインカー)をしない、合図が遅い」と答えている。ところがその一方で76%が「毎回出している」と回答しているのである。

    おそらくは普段はウインカーを出さない、直前に出しているにもかかわらず、涼しい顔で「毎回出している」と答えている人が多いのではあるまいか。

    ■岡山県警の頭を悩ませてきた運転マナーの悪さ

    岡山人の運転マナーの悪さは、いつから始まったのか。そもそも、日本の国産自動車岡山県発祥である。1904年5月に、当時の岡山市にいた山羽虎夫という発明好きの技術者が、蒸気動力で動くクルマを製作したのがはじまりだ。

    これは試作だけで終わったが、1914年には岡山でも輸入自動車を用いて乗合自動車(バス)事業が始まっている。さらに、1916年には初めてハイヤー(タクシー)が現れた。

    使われたクルマは中古のフォード、米一升が50銭の時代に、1時間70円の料金で大いにはやった。が、その運転手は飲酒運転をして事故死したという記録が残っている。なるほど、岡山では黎明(れいめい)期から既にドライバールールマナーを遵守する風潮が欠けていたのかもしれない。

    ともあれ、過去30年あまりに限っても、岡山の交通マナーは「悪い」ことで一貫している。1998年岡山県警がおこなった調査では、県民の37%が「交通マナーは悪い、非常に悪い」と回答している。この時期、岡山の交通事情はさらに悪かった。

    1997年当時で岡山県では人口10万人あたりの死者数は11.6人もいたのである。そこで、岡山県警では毎日1000人の警察官(当時の県内の警察官の3分の1)を動員し、連続100時間にわたって街頭で検問と監視を行い事故を防止する施策をおこなっている。

    しかし、これはまったく実を結ばず施策を実施していた100時間の間にも事故で4人が死亡する惨憺(さんたん)たる結果に終わっている。

    ■「★合図」の路面標示を独自に作ったが…

    それでもなお、事故を減らすための対策は次々と打ち出された。

    2005年には岡山国体を控え、交差点の手前約30メートルの地点に、ウインカーを出すポイントを示す路面表示【★合図】を県内約30カ所に設けた。横断歩道の停止線を従来の2メートルから5メートルまで後退させる【愛ライン】も岡山県独自の取り組みである。

    また、横断歩道がないのに道路を横断する人が多い地点では「横断注意」を対処した看板を設置している。最近は各地で見るようになった、信号無視しようとすると警告音声が流れる信号機も、2012年に岡山で初めて設置されている。

    その結果が2022年の人口10万人当たりの交通事故死亡者数は3.94人となったのである。前述のように1997年は11.6人だったのだから激減ともいえるが、依然として47都道府県で最悪であることは間違いない。

    やはり、全国ワーストの原因は岡山人の気質に拠る部分が多いのではあるまいか。

    ■県警本部長「取り組みはまだ道半ば」

    運転マナーの悪さは、岡山県議会でも度々取り上げられている。2020年2月の県議会では県議が、前述のJAFが実施したアンケートを採り上げ「メディアでも,岡山走りと紹介されるほどであります」と指摘した。

    これを受けて、桐原弘毅・県警本部長(当時)は「岡山県に限ったことではありませんが、自動車等の運転はちょっとした不注意やささいなルール違反が重大な結果を招く危険があるにもかかわらず、その意識が足りないドライバー等が少なくないと感じており、交通マナーアップの取り組みはまだまだ道半ばであると考えております」と、まだ対策が不十分であることを認めている。

    実にこうした答弁は、過去県議会で幾度も繰り返されているのだが、岡山人の運転マナーが改善する気配はいっこうにない。

    むしろ「昔に比べると、だいぶマシになった」とすら思っている。

    これはある意味事実である。昭和後期から平成初期にかけては、岡山では飲酒運転も大きな問題として取り上げられている。この頃は全国的に飲酒運転への意識が低かったことを記憶している人も多いだろうが、岡山はかなり意識が低い。1991年12月岡山市議会の会議録には、最近の不祥事の例として「職員が飲酒運転で検問から逃走」という発言が記されている。しかも処分は停職5カ月である。ウインカーどころではない、危険な運転がはびこっていたのは容易に想像ができる(しかし、それが当たり前だったためか筆者には危険だったという記憶はない)。

    なぜ、メディアで恥が報じられ、啓発活動がおこなわれても岡山人の運転マナーは改善しないのか。岡山人に運転マナーの話題を振ると、ウインカーを出さないことなど、よく知られる問題点を語った上で、こういうのだ。

    「でも○○ナンバークルマは、もっと酷い」

    ■背景にあるねじくれた個人主義

    ○○に入るのは、自分たちとは別の地域名である。岡山ナンバードライバーなら、倉敷ナンバーを批判するという具合に、相互に批判し合う。そのノリはマンガに出てくるヤンキー同士が学校ごとに対抗心を燃やしているのに近い。挙げ句には手に姫路ナンバーなど隣接する他県のドライバーに対しては、お互いにわが意を得たりと共感するのである。

    これはもう、理屈ではなく気質の問題と断じるしかない。

    岡山人の特徴として個人主義的な傾向は、よく指摘されるところだ。個人主義的な気質を持つ地域はほかにもあるが、岡山人が特徴的なのは、自分以外の他者を愚かな存在としてみる傾向だ。その県民性を現す象徴的な言葉が、ジャーナリストの大宅壮一が1958年に『文藝春秋』で連載した「日本の人物鉱脈」で記した「日本のユダヤ」という指摘である。

    ユダヤの人々には失礼な話だが『ヴェニスの商人』に登場する悪徳商人・シャイロックに岡山人をイメージしているのである。だが、これは大宅の造語ではない。大宅が取材のために出身者を招いたところ、この言葉を発して同県民の悪口に終始したのだという。

    ■「ウインカーはちゃんと出してますよ」

    この精神性が運転に反映されている。多くの岡山人は、自分自身はマナーを守っているのに、周囲のクルマがそうしていないと頭から信じ切っているのである。ならば、ウインカーもきちんと出せばいいと思うのだが、これはどういうことか。

    岡山人に聞いてみると、こんな話が。

    ウインカーはちゃんと出してますよ。でも、何十メートルも前から出すことはないです。曲がる直前にサッと触るくらいですね」

    どうも、ウインカーを交差点の直前で出すイコール運転が巧みという思考がある人もいるようだ。さらに別の人に聞いてみると

    ウインカーに指が触れただけでドライバー本人は出した気になっている例も多いんじゃないですか」

    それでも、事故にならない限り問題はないというのが、岡山人の標準的な思考のようだ。

    こうした元来の思考に輪を掛けて、ルールの改善を阻んでいるのは、岡山人特有の反権力性だ。岡山人には、長いものに巻かれたり、大樹に拠ることを拒否し、わが道をゆくことを賞讃する風土が連綿と続いている。決まったルールに反した横紙破りにロマンを感じるのである。

    つまり、インターネットなどで「岡山ルール」と揶揄され、批判されるほどに交通ルールを遵守する気を失っていくのである。

    ■クルマだけではない、マナー無用の道路事情

    最後に言及しておきたいのは、「岡山ルール」で指摘される運転マナーの悪さ以外にも、岡山には多くの問題があることだ。ドライバーのみならず、自転車歩行者、おおよそ道路を利用しているすべての人々のマナーが悪いのである。

    とりわけ平坦な地形で自転車の利用が盛んな岡山市では、交通マナーといえばクルマよりも自転車の問題のほうが取りざたされていた。無灯火や信号無視、歩道を猛スピードで走行することはたびたび問題視されていた。

    中でももっとも問題とされていたのは、駐輪である。2023年の現代では自転車は駐輪場に止めることが常識だ。しかし、岡山に限っては、この意識が定着してまだ10年ほどだろう。

    それまで岡山人は、自転車は歩道に止めるのが常識だった。おおよそ繁華街の歩道は道幅の半分以上が駐輪場となっているのが当たり前、商店も「自分の店前の道はうちの駐輪場」として扱っていた。デパートなどの商業施設では駐輪場を整備するところもあったが、店先までの乗り付ける快適さをやめる人は少なかった。

    当然、警備員がやんわりと注意することもある。しかし、大抵の岡山人は「わしゃ、ずっとここに止めとるんじゃ‼」と逆ギレしていた。40代以上の岡山人なら、天満屋・高島屋・トポス周辺のこの光景をよく覚えているはずだ。

    ■岡山出身としてこれだけは言わせてほしい

    歩行者も交通マナーの意識は弱かった。今でも桃太郎大通り(岡山駅前から続く目抜き通り)には、横断禁止の標識が立っている。こんな片側2車線で交通量の多い道路で、横断歩道のないところを無理矢理横断しようとする人はにわかには想像し難い。

    だが、筆者が小学生の頃(1980年代)には、よくみられた。危険を避けるために歩行者横断歩道を廃して歩道橋地下道を整備していた通り(自動車自転車用の信号機だけ残る)では「あんな面倒くさいもの使えるか」と、マナーを守って利用する人を嘲笑する風潮もみられた。

    小学校では「歩道橋を使いましょう」といった指導はされるのだが、そもそも親が使わないのだから、子供が使うはずもなかった。こうした意識で育ってきた人々が長じて、ハンドルを握っているのである。交通マナーが悪いのは、当然だ。

    だから、岡山では、いくらドライバーマナー遵守を呼びかけたところで対策には限界がある。自転車歩行者も含めて、ゼロベースマナーを教えていくのが肝要だろう。

    岡山の交通マナーの改善は一朝一夕には進まないのは間違いない。他県から岡山に来た人には、十分に注意してもらいたい。

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    昼間 たかし(ひるま・たかし
    ルポライター
    1975年岡山県生まれ。岡山県立金川高等学校立正大学文学部史学科卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了。知られざる文化や市井の人々の姿を描くため各地を旅しながら取材を続けている。著書に『コミックばかり読まないで』(イースト・プレス)『おもしろ県民論 岡山はすごいんじゃ!』(マイクロマガジン社)などがある。

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    (出典 news.nicovideo.jp)

    岡山ルール(おかやまルール)とは岡山県でよく見られる自動車運転方法。具体的には、方向指示器(ウィンカー)を出さない、あるいは出しても方向転換の直前に出すというもの。 自動車運転の際、方向転換をするに当たって合図をすることが道路交通法第53条に定められている。ところが、岡山
    4キロバイト (693 語) - 2023年8月27日 (日) 18:30



    (出典 2logch.com)


    人口当たりの死亡事故が全国最悪というのはとても悲しいことです。
    早めにウィンカーを出すのも大事ですが、ハンドルを握ったら安全運転を常に心掛けてほしいものです。

    <このニュースへのネットの反応>

    【「岡山ルール」早めのウインカーを推奨する理由に賛同の声】の続きを読む

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    『酷暑』という言葉がピッタリなほどの、凄まじい暑さが観測される日本の夏。

    一般的に夏と定義される6~8月が過ぎても気温はなかなか下がらず、9月になっても毎年多くの人が熱中症で搬送されています。

    熱中症対策は、何よりも水分補給が重要。定期的に飲み物を口にするため、ペットボトルや水筒を持ち歩いている人は多いでしょう。

    水筒が原因で、子供がケガをするケースに注意!

    子供用の水筒としてよく目にするのが、ストラップのついたタイプ。肩にかけることができるため、持ち運びやすく、紛失しにくいのが長所です。

    しかし、時にはその形状が事故につながってしまうこともあるのだとか。消費者庁は、実際に起こった事故のケースについて、ウェブサイトで注意喚起を行っています。

    水筒を持ち歩いている子供が転倒し、かけていた水筒がお腹に当たって内臓を損傷する事故が発生しているのだそうです。

    全国の医療機関から、消費者庁や国民生活センターに寄せられた、転倒事故のケースは以下の通り。

    ・「水筒(1リットルの容器)を斜め掛けにして歩いていたところ坂道で転倒し、地面と水筒に挟まれる形で腹部を強打した。脾損傷のため集中治療室に入院し、保存加療で10日後に退院した。」(9歳)(※1)

    ・「通学中に友人と追いかけっこをしていたところ転倒し、斜め掛けしていた水筒が腹部の右側に当たった。痛みと嘔吐があり救急搬送され、小腸破裂、汎発性腹膜炎のため緊急手術の上、集中治療室に入院した。」(10歳)(※1)

    ・「登校中、走っていたところ硬い土の場所でつまずいて転倒した。その際、首から提げていた水筒が、地面とお腹の間に挟まり、腹部を強打した。内臓損傷により、膵臓50%程度及び脾臓を摘出した。」(7歳)(※2)

    消費者庁 ーより引用


    水筒を肩にかけていると、本体は子供の腹部に位置します。

    そのため、転倒した際に腹部に衝撃を与えてしまい、さらなるケガにつながるケースが相次いでいるのだとか。

    まだ身体が未発達なため、転びやすい子供。消費者庁によると、子供は腹部臓器の占める割合が大きく、腹部の筋肉が弱いため、衝撃が加わった際に内臓損傷が起こりやすいとのことです。

    子供の『水筒持ち歩き』による事故を防ぐには?

    前述したように、熱中症対策として水筒は欠かせないアイテム。そういったリスクがあっても、健康のためにできるだけ水筒は持ち歩かせたいものです。

    水筒をしっかりと持ち歩かせ、水分補給をさせた上で、事故を防ぐのがベスト消費者庁は、対策として以下の方法を挙げています。

    ○水筒はなるべくリュックサック等に入れましょう

    ○水筒を首や肩に掛けているときに走らないようにしましょう

    ○遊具等で遊ぶ場合は、水筒を置いて遊ぶようにしましょう

    消費者庁 ーより引用

    幼い子供を持つ人からは「そんなことがあるだなんて、怖すぎる…」「実際に想像してゾッとした」といった声が相次ぐ、転倒によって起こる事故。

    この情報が広まり、ケガをする子供が減ることを祈るばかりです。


    [文・構成/grape編集部]



    (出典 news.nicovideo.jp)

    消費者庁(しょうひしゃちょう、英: Consumer Affairs Agency、略称: CAA)は、日本の行政機関のひとつ。消費者に関する行政および消費生活に密接に関連する物資の品質表示に関する事務を行うことを目的として設置された内閣府の外局である。 消費者庁は、消費者
    42キロバイト (5,106 語) - 2023年8月13日 (日) 15:52



    (出典 lswriter.com)


    記事を読んで、何気なく持たせていた水筒に危険性があることに驚きました。改めて使い方と持ち歩きについて考えてみようと思います。

    <このニュースへのネットの反応>

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